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Y-Sani Series

Y-Sani series



薬液とUVC

新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るい大混乱を招いています。日本では国民一人ひとりが気を付けていても通勤電車や会社など感染対策が十分でない環境が多く感染の拡大を続けています。 特に不特定多数が集まる大型施設や小規模の空間でもたくさんの人が集う場所では”クラスター”と呼ばれる一度にたくさんの人が感染する事故が起こっています。 商業施設や公共施設など感染対策としてアルコールや次亜塩素酸水を使った殺菌や消毒をおこなっていますが、感染が拡大している状況ではどのくらいの効果が見込めるのでしょうか

薬液による効果 インフルエンザ・新型コロナウイルス想定

種類 仕様 使用方法 1㎡あたりの使用量 1㎡あたりの施工からの効果時間
アルコール 76.9~81.4vol% スプレー塗布・こすり・拭き取り・乾燥 55ml以上 約7分
次亜塩素酸水 ph2.7以下濃度80ppm以上 スプレー塗布・こすり・拭き取り・乾燥 55ml以上 約5分
界面活性剤 0.01~0.2% スプレー塗布・こすり・拭き取り・乾燥 100ml以上 300秒以上で減少傾向
*アルコール効果試算 ケンエーHP参照 , 次亜塩素酸水・界面活性剤効果試算 厚労省,niteHP参照

薬液による殺菌消毒作業は作業時の温度や湿度、作業時間により薬液の濃度が薄くなり思った効果が得られないことがあります。 濃度は目視では確認できないことがほとんどで、特にアルコールなどの揮発性の高い薬液を使用する場合は作業時間が長いと拭いているうちに アルコール分が揮発して有効濃度を下回ってしまうことが多くあります。 そこで古くから医療の現場で使われているUVCを使用した方法が注目されています。 UVCは世界中の医療現場で使われています。例えば無菌室を構築する際や細菌検査室での滅菌処理などに広く使われている技術です。 今猛威を振るっている新型コロナウイルスやインフルエンザウイルスなどにも高い効果があり薬液のように濃度の違いなどが出ません。 UVCは光源からの距離と光が当たっている時間で効果が決まります。光源から近く、時間が長いほど効果が高いです。

UVCの効果 インフルエンザ・新型コロナウイルス想定

種類 仕様 使用方法 1㎡あたりの使用量 1㎡あたりの施工からの99%効果時間
UVC(紫外線c波) 波長253.7nm 30w (uvc 13w) 10-20 mJ/cm2 1m先の対象物への照射 電気代1円未満 30~90秒
*UVC効果試算 international ultraviolet associationHP参照

手作業での消毒による危険性

上記のように液体を用いた殺菌消毒方法は人が行う前提です。しかしこれはあくまでもウイルスや菌の殺菌方法であって、感染を防ぐ方法ではありません。 仮に汚染区域に殺菌目的で人が作業を行うと作業中にウイルスや菌の影響をうけてしまいます。本来であれば作業者も感染しないことが重要なのです。


UVDoctor Roboの優位性

UVDoctor Roboは汚染区域を自律走行で目的地へ向かい、UVC(紫外線波長253.7nm)を照射し大半のウイルスや菌に対して高い効果を発揮します。 このため人が汚染区域に入って感染のリスクを負うのではなく、代わりにロボットが作業を行い汚染区域に作業者が入れる状態にします。 UVCは非常に高い効果がありますが光が当たらない場所に効果はありません。細かい物や引き出しの中などは人が作業する必要があります。しかし 拭き掃除でだけで30㎡を殺菌しようとすると、作業者が感染のリスクを負いながら約3時間の作業を行わねばなりません。 そこでUVDoctor Roboを使用することにより感染のリスクを取り去り、人の作業量を約1/10にしてくれます。



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Y-Sani UVDoctor Robo

インフルエンザや新型コロナウイルスに高い効果を発揮する紫外線波長253.7nmを発生させるUVCユニットを搭載した自律 走行ロボット。信頼性の高いUNO100ベースユニットとして採用し専用のソフトウェアもバンドルされます。 新型コロナ対策として世界中で注目されているロボットです。





ピンポイントで高い効果を出すために

Y-SaniMobile UVC Platformは手術室や処置室などで一つの物に対して集中的に照射する場合や、 血液が落ちた床などに対しピンポイントで照射を行うときに高い効果を発揮する手動型UVC照射装置です。


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Y-Sani Mobile UVC Platform

この製品は対象物に至近距離でUVCを照射するための手動型UVC照射装置です。 駆動はバッテリー式なので煩わしい配線がなく自由に移動できます。 さらにUVランプユニットが水平から垂直に90度の間で自由に角度を固定でき、最も低い位置では地面から35cm、最も高い位置で180㎝の高さまでUVランプユニットを移動できます。